今回はトイレに手摺りの取付。
簡単そうでそうでもない…素人には。
というのも廊下とか階段に付ける手摺りは大体木製である。 木製の場合、手摺りを取付する長さに合わせてカットすることがで出来る。 勿論、それ以外の手摺りでも出来なくないが割と大変である。 なので基本的に木製は現地カットをして、樹脂(芯材はSUSなど)は既製品かイージーオーダーを選択する。 今回は既製品のサイズとイージーオーダーサイズをそれぞれ1本ずつ取付けた。
今回はお客様から特命を頂き現地で利用者様とケアマネージャーさんとで詳細に打合せをし、手摺りの位置を決定した。 まだ打合せ段階なので手摺りがない。 なので分かりやすい黄色いテープを貼って手摺りの位置確認をご本人様にして頂きました。
このトイレの手摺りの取付が素人には難しいと冒頭で述べているがなぜ難しいのかご覧の通り壁はタイルになっているからである。 壁が木製だったりと留付けネジ(通常ビスと言っている)が簡単に付けれる場合はこの限りではない。 つまり、タイル様に穴を明け留める必要がある。そこが難しいと述べている点である。やってみると分かるが色んな所に神経を使っていて大変さが理解できると思う。
②手摺りの取付完了
左側の手摺りがイージーオーダーの手摺り。 奥行と高さが限界であったためである。 右側は通常のサイズの手摺りである。 そこでよくやってしまいそうな感じが手摺りの既成寸法に対して取付できるかという対比である。
答えは簡単である。
✖ … 手摺りの寸法に対して取付できるスペースがあるか。なければ求めているサイズとは変わってくる手摺りを取り付けてしまう。
〇 … 取付スペース位置に手摺りのサイズを確認し、場合によってはオーダー。
今回も奥深い手摺りの話でしたが、この細かい感覚が私はとても重要で大切にしている。
※今回のケアマネさんはとても親切でお施主様と一緒に検討し私たち業者の対応もそこそこで確りと対応されてました。よく嫌がられる理由書の作成も快諾して頂きました。人によるんだなと感じました。
記述:横更建工株式会社 横更