耐震補強して安心を!

既存の住宅を耐震診断をしたところ総合評価の評点が「0.93」しかなかった。

安心基準は「1.0」以上となっているので少し不安が残る数値だった。

以前の改修工事で押入れの壁を取っ払った時に一緒に筋交いも撤去したままだった。

あったものがなくなって、それが必要な物だったら不安しかない。

そこで耐震壁の復活改修工事を行う事とした。 改修後は.の評点は「1.04」で1階に限って言えば「1.13」まで上がる。

新しく設置する耐震壁の下には必要な基礎がない。

新しく耐震壁を設置する所に必要な基礎がない。 なので、基礎工事も必要となる。

既存基礎に新しい基礎の鉄筋を緊結する。

床下での工事はなんでもしんどい。 基礎の鉄筋を造り、忘れずにアンカーボルトもセットしておく。

型枠工事をして、コンクリート流し込む。
確りコンクリートが行きわたる様にバイブレーションをかける。

出来た!健全なコンクリート基礎の完成。(超難易度の高い現場状況でもジャンなし!)

筋交いの取付け。

2倍筋交プレートの取付け。これが実は大変。たぶん普通の大工さんはやらない。床も天井もあって大変で出来る気がしないから。

ボード壁の戻し。
クロス下地のパテ埋め。
クロス貼り。

クロスはこの際だから全面張替えをして綺麗に。

隣の和室は畳をはぐって基礎のみをしたので壁や天井はそのまま。 安く早くそして、確実に耐震補工事しました。

今回の工事日数:4日、工事費:20~30万(正式に書けないので)

これで、一応安心できそうです。

ただ、内心、前に工事をした業者は筋交いを取っ払ったままで何とも思ってなかったのかと考えると同業者として腹立たしい。

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記述:横更建工株式会社 横更