様々なコンバージョンがあるが今回は元事務所を快適な居住空間として創出した。
躯体はRCで工事的には木造より大掛かりになる。
増築も減築も簡単ではないので今ある限られたスペースでの高効率な居住空間を検討した。
RC造で最も注意をしなければならない一つに断熱性がある。
RC造は気密性が高く木造と違って結露を起こしやす。
見えなくなる所の注意点の一つである。
また、スペースが限られているので水回りを集中させる事で設備系の高効率化を図り、
寛ぎスペースとゾーン分けをすると暮らしやすくなる。
住まいは2階・3階にあるので移り住むというよりは賃貸マンションや来客によるゲストルームとしても
使用できる利用度の高い空間へとコンバージョンしている。