CARE REFORM

ケアリフォーム

ケアリフォームとは、障がい児・障がい者・高齢者とその家族の立場を第一に
本人の自立(自律)をめざし
介護者の負担を軽減するために必要な住環境の整備や
福祉機器の活用について
家や生活環境の専門的な立場から提案するリフォームです。

横更建工では ケアリフォームシステム研究会のメンバーとなり、
研修を受け、知識と経験を積んだ有資格者が、
ひとりひとりに合った住環境の提案をいたします。

身体が不自由な方とそのご家族への住まいのご提案

高齢者に対応した住環境整備

高齢で身体が不自由になってきた方には、
●筋力の低下
●歩行バランスの低下
●視力障がい
●認知症などが起きている事が多く、こういった点を考慮した住宅改修が必要です。
段差を解消して手摺りをつければバリアフリーの高齢者向け住宅というわけではありません。
介護保険や広島市であれば「高齢者住宅改造費補助」を利用しながら、ご自身が健康で快適に暮らせ、ご家族の方も見守りやすく、介護負担を軽減できるような住環境整備をご提案いたします。

寝室のすぐそばにトイレを配し、
廊下や入り口に段差もない

手摺りの必要がない家族には邪魔にならないよう、
可動式の手摺りを設置

病気で身体が不自由になった方
様々な病気により、身体が不自由になる場合があります。

脳血管障害(脳梗塞など)

リウマチ

パーキンソン病

その他の難病

病気が原因で手や足が麻痺してしまう、関節が曲げられなくなる、手足の動きや身体のバランスが悪くなるなど、病気の種類や重症度、進行具合で個人差が大きく異なりますが、ひとりひとり状態に合わせて、また病状が進行した場合のことも考慮して住宅改修することが大切になります。
脳血管障害で片麻痺になった方には、動かすことの出来る方をうまく活用する工夫、進行性の病気は日々体調の変化があるので、気温・湿度の変化にあまり左右されない住まいなど。また、ご自身の能力が発揮できる日常生活用具の工夫・提案・制作をいたします。

Before

After

玄関の入り口の段差解消をしている。式台を広くしてあるので転落の心配が少なく、手すりを持って安全に昇降できる。数人が一度に通れる広さがあるので、昇降や靴の着脱も焦らず自分のペースですることができる。

断熱材や調湿効果のある建材を使用し、天候の変化(気温・湿度)による体調変化をできるだけ小さくできるように配慮。

転倒・転落事故、交通事故等により身体が不自由になった方

脊髄(せきずい)損傷

頚椎(けいつい)損傷

高次脳機能障害

切断

などにより身体が不自由になった場合

事故の程度により身体状況がかなり違います。身体を動かせる能力がどの程度あるのかを主治医・専門医によく確認します。 脊椎損傷・頚椎損傷などは損傷部位によって可動域が変わってきます。身の回りの事などできるかぎり自分自身でできるような工夫の提案をいたします。 介護者の負担を軽減するための福祉機器の導入や住宅整備を行います。

居室から浴室までリフトが続いています。

浴室のみにリフトを設置することも可能ですが、ベッド→車いすへ移乗→浴室へ移動→リフトへ移乗→浴槽へ よりも ベッド→リフト→浴室・浴槽へ の方が効率よく、介護者の負担も軽減できます。

トイレ横には尿を取る器具等を洗うためのシャワーを設置

リフトへの移乗は慣れればスムーズにできるようになってきます。

脊髄損傷で下半身が麻痺されている方 
息子さんが住まわれる予定の隣の家へ自宅の窓から車いすで楽に行き来できるようにした